発達障害とは、生まれつき脳にみられる働きかたの違いにより、幼児のうちから行動面や情緒面に特徴がある状態のことを言います。そのため、養育者が育児の悩みを抱えたり、本人が生きづらさを感じたりすることもあります。

発達障害があっても、本人や家族・周囲の人が特性に応じた日常生活や学校・職場での過ごし方を工夫することで、持っている力を活かしやすくなったり、日常生活の困難を軽減させたりすることができます。

(厚生労働省ホームページより)

発達障害はひとりひとりあらわれ方が異なり、さまざまな特性を併せ持っている人もいますが、大きく分けて、次の3つに分類されます。

自閉症スペクトラム症(ASD)

コミュニケーションの場面で、言葉や視線、表情、身振りなどを用いて相互的にやりとりをしたり、自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちを読み取ったりすることが苦手です。また、特定のことに強い関心をもっていたり、こだわりが強かったりします。感覚の過敏さを持ち合わせている場合もあります。

「自閉症スペクトラム症」は、もともと「広汎性発達障害」とよばれていました。しかし、2013年にアメリカ精神医学会の診断統計マニュアルDSM-5で「自閉症スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害」という名前に統合されました。

この障害名には、それまで「自閉症障害」「高機能自閉症障害」「アスペルガー症候群」などと呼ばれていた障害がすべて含まれます。つまり、DSM-5では、これらの障害は別々のものではなくスペクトラム(連続した)障害であるととらえています。

※当事務所のホームページ及び相談案件では、個々のケースの当時の診断である「アスペルガー(症候群)」という名称を用いています。

注意欠如多動症(ADHD)

発達年齢に比べて、落ち着きがない、待てない(多動性-衝動性)、注意が持続しにくい、作業にミスが多い(不注意)といった特性があります。多動性−衝動性と不注意の両方が認められる場合も、いずれか一方が認められる場合もあり、その強弱も人によって異なります。

学習障害(LD)

全般的な知的発達には問題がないのに、読む、書く、計算するなど特定の学習のみに困難が認められる状態をいいます。これらの困難は重なり合うことも多く、あらわれ方の強弱も個人差があります。

近年、自閉スペクトラム症の人は約100人に1人いると報告されています。性別では男性に多く、女性の約4倍の発生頻度です(厚生労働省 eヘルスネット:ASDについて)。

政府広報オンラインより
https://www.gov-online.go.jp/featured/201104/contents/rikai.html

まとめ

発達障害は生まれつきの特性です

発達障害には、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症(ADHD)、学習障害(LD)などが含まれます。

生まれつき脳の働き方に違いがあるという点が共通しています。 同じ障害名でも特性の現れ方が違ったり、いくつかの発達障害を併せ持ったりすることもあります。

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