離婚後はいままでの生活レベル維持が難しい
生活の場がふたつになることで、家賃も光熱費も倍になり、食費なども効率が悪くなります。双方の収入額が変わらないのなら、それぞれがいままでどおりの生活を維持することは難しくなります。
離婚したいという気持ちだけに流されて、あとから困窮してしまわないように、離婚後のお金の流れと仕事(特に女性)について、しっかりイメージしておくことが大切です。
養育費確保は大切、でもあてにしすぎないこと
養育費の額は、基本的には自由に決めていいものですが、裁判所の算定表を参考にされてもいいでしょう。
そして、協議離婚では、認諾条項の入った公正証書を作成しておけば、養育費が滞った場合に強制執行をすることができます。
ただし、相手が自営業の場合や再婚した場合、体調を崩した場合、転職した場合など、いろいろな事情で養育費が減額される可能性もあります。
特に女性は、収入を得る手段をしっかり確保することが大切です。
子どもの成長につれて状況も変ってくる
お子さまが成長するにつれて、学費やお小遣い、習い事などにかかる金額も増えてきます。また、親に子どもの育児をサポートしてもらうつもりでいても、親が年齢を重ねるにつれて負担が大きくなることもあります。
いろいろな可能性を考えて、長く働ける環境・安定した収入を得られる仕事を選ぶことをおすすめします。長い目で見ると、パートなどの仕事にすぐに就くよりも、職業訓練などでスキルを身に着けてから専門的な立場で働く方がいい場合もあります。ハローワークなどで相談されることもおすすめです。
まとめ
お金と仕事については、しっかりシミュレーションしてから離婚するようにしましょう。
養育費はあてにしすぎず、自分で収入を得る手段を確保することが大切です。その際には、長く無理なく働けるか、を考えるといいでしょう。
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