アスペルガーのパートナーとの話し合いでは、特性を考慮することが大切です

離婚があたまをよぎったときに、皆さんはどこから情報収集をしますか?

おそらく、インターネットや書籍、身近にいる離婚経験者の話などがほとんどだと思います。確かに本やネット上のホームページ・ブログ・動画、経験者の生の声はとても参考になるし、自分のこれから進む道筋が見えてくる感じがしますね。

けれど、アスペルガーの人と離婚の話し合いをしていく上では、それだけだとちょっと心もとないかもしれません。

アスペルガーのパートナーとの離婚では、終始その特性を考慮して話し合いを進めていくことが求められます。それを見誤ると、いつまでたっても話し合いが進展しなかったり、思考停止して離婚に頑なにさせてしまったりすることも。

そして個人的には、「法的に話し合うべき内容」を検討する以上に難しいのは、「パートナーがより負担なく落ち着いて話し合いに臨めるために、何をどう工夫したらいいか」を考えることだと思っています。「どんな環境で、どんな言葉かけで、どんなタイムスケジュールで話し合いをするとスムーズに話し合いができそうか」という見込みは夫婦によってそれぞれで、一律に「こうすると効果的」という策はありません。だから本当に難しい。私のところでは、パートナーとのエピソードや生活ぶりなどをしっかりヒアリングして、そのご夫婦に応じた離婚までの流れを一緒に考えています。

ところで、一律に効果的な策はないとは言いながらも、「心掛けたほうがいいこと」のひとつをお教えしますね。それは「その日の話合いの終了時刻をあらかじめ示すこと」。話し合いの時間は、負担のないよう短めで設定しましょう。決められた時間になったら、話し合いの途中でもその日は終了です。