自助会のすすめ:カサンドラさんに必要なのは「仲間」です
きのうは、ボランティアスタッフをしている自助会「アスペルガー・アラウンド」のお手伝いに行ってきました。アスペルガー・アラウンドの理念は、創設者SORAさんの言葉を引用すると、「活動内容はカサンドラ支援であっても、めざす先は、インクルーシブな社会であること」。「解決志向」という言葉も大切にしています。
そんなアスペルガー・アラウンドが、定期的に開催している「しゃべりば」は、カサンドラさんが元気になるための第一ステップ。同じ思いを抱える人とつながることができる場です。
カサンドラさんの悩みって、言葉にすると大したことなく感じてしまうし、まわりの人にはなかなか分かってもらいにくいもの。そのせいで、誰にも理解してもらえない。。。というさみしさを抱えてしまいがちです。
しゃべりばは、この「もやもや」や「違和感」や「孤独感」に、「うんうん。そうだよね」と共感してもらえる場です。誰のことも否定しない、意見もしない。ただただ、自分の話したいことを話したいように話すだけ。話したくなかったら、ほかの人のお話を聞くだけでもオッケーです。
そして、集まったいろいろな方とランダムにお話をし終わったころには、自分の気持ちがぐんと楽になっているかたが多いです。心が元気になることが、次へのステップへの第一歩。
アスペルガーアラウンドのしゃべりばにいらっしゃいませんか。オンラインでもやっていますよ。