リビングでイヤホン

夫婦の会話と離婚

夫は、リビングにいるかなりの時間、イヤホン(ヘッドセット)をして、ビジネスニュースの配信を聞いてます。

前は録画してテレビで見ていたのですが、小さいリビングで、常にワールドビジネスサテライトとモーニングサテライトが流れっぱなしなのがどうしても気になり、「できれば音はイヤホンで聞いてほしい」と頼んで、今の形になりました。

「ヘッドセットは骨伝導だから、会話も普通にできるよ」

ということですし、実際に、私が話しかければきちんと聞こえて、返事してくれます。

ですが、何だかな・・・という気持ちは、ときどき感じます。

「聴く」って、「耳で聞こえてます」ということだけではないんですよね。「あなたの話を聴いています」という態度も含めての「相手の話を聴く」なんだな、と、実感しています。

話しながら携帯をいじられると、いい気持がしないのと似ている。

何かで読んだことがあります。一度に10人の話を聴けたという聖徳太子。「すごい」エピソードとして語られていますが、話をしていた10人の気持ちを考えると、

「こっち向いて話してよ」「私の話をきちんと聞いてくれ」

そんな気持ちだったかもしれません。

我が家の今の形式は、お互いの妥協案なので、私は「うーん。。」と思いつつも納得はしています。

でも一般論として、人と話すときには、イヤホン外して、携帯もおいて、相手の方を見て、「心もあなたに向いています」と示すこと、大切だと思うのです(私も携帯に夢中なことがあります。気を付けなくてはいけませんね)。

夫婦の会話のご参考に。