発達障害と空間の構造化
皆さん、特に女性の方
ご自宅に「自分の部屋」「プライベートな空間」ってありますか?
私はないです。
我が家の個室の割り振りは、「夫・子ども1・子ども2・夫婦の寝室」。
私は、リビングの一角の机で作業しています。

この、「私がリビングで仕事(とかzoomとか)をする」生活が、我が家にさざ波を立て始めておりまして。。
なぜなら、コレは、我が家が今までずっと意識してきた、「生活空間の構造化」を崩す行動だから。
私がリビングでPCしたりしていると、
「落ち着かない」と。
(私もほうも、換気扇やシンクの水道音・家族の話し声などが聞こえるリビングでの仕事、落ち着かないですが)
家族それぞれが大なり小なり発達系の特性を持つ我が家では、
「一つの場所でひとつの行動」を心がけています。
例えば、
ダイニングテーブルは食事する場所
子どもたちが勉強するのは子ども部屋
リビングはみんなが「くつろぐ」場所
・・・なので、勉強や仕事は、基本自分の部屋で、というのが、我が家のルールでした。
私が仕事を始めるまでは。
これは、アメリカ・ノースカロライナ大学が提唱している、ASDとその家族がよりよく暮らすためのプログラム、通称
「TEACCHプログラム」を、我が家に取り入れている例です。
ちなみに、子どもが小さい頃は、もっと細分化した構造化を心がけていました。
でも近ごろは、空間の構造化をざっくり意識するくらい。
逆に言うと、最後まで残ったゴールデンルールが、「リビングの使い方」だったわけで。。
それを、私が崩しているんですよね。。。
もちろん、今までもルールが崩れる時期はありました。
例えば、
夫のチェック前(資料を広げて勉強する必要あり)
私の行政書士受験前(参考書だらけのリビングで勉強)
とか。
でも、私の「リビングで仕事」は、無期限に続くかもしれない。
変化を受け入れるのに、ちょっと時間がかかる家族ですが、
「私の仕事を応援してくれていないわけではない」
(表現ややこしいけど、まさにこんな感じ)
私もできる限りの工夫をして、メリハリのある働き方・時間の使い方を模索していきます。
発達系のご相談、ご夫婦関係のご相談、お受けしています。前向きに修復を目指す方の応援もいたします。