「ASDは、小学校の先生に少なくて、大学の先生には多い」

「大人の発達障害ってそういうことだったのか」(宮岡等・内山登紀夫)でこう書いてあって、なるほど~と思いました。

能力に極端な凸凹がある人は、小学校の先生になれないのだそうです。

  • 25メートル泳げる
  • 同時に話しかけてくる子どもたちに対応する
  • 毎日一緒に給食を食べる
  • 全教科を教える

こういうことをストレスには感じないから、小学校の先生になろうと思うのだそうです。確かに~

小学校の職員室の入り口

アスペルガーの人に向いている職業、向かない職業って、ありますよね。

私の経験した業界でいえば、パイロットや整備士、弁護士や行政書士などの法律系士業とはかなり相性がよさそうです。そのほかにも、自分で事業を起こしている人、お医者さん、コンピューター系の仕事にも多いイメージです。全体として、自分の興味のある分野を掘り下げて追及できる、職人気質のような雰囲気になじむという感じでしょうか。

我が家の息子ももうすぐ就活です。一番の条件は?と聞いてみたら「業務メールや電話応対が少ない会社」だそうです。この年になると、親の出番は見守るだけ。ストレスが少なく、特性を許容してくれる職場環境を見つけられればいいなと思っています。